調味料 [家計、節約]
冷蔵庫の中でいつか使うだろうと眠っていたドレッシングを捨てることにする。スーパーのお買い得商品ワゴンの中を見ていて、良さそうに思ってつい買ってしまうが、こういう用途が限定されている調味料は、工具で言うと専用工具のようなもので、プロのように専門に毎日使うなら良いが、気の向いたときに使うかなくらいの気持ちで買うと、たいてい1~2回使った後は使わずに期限切れとなり無駄になってしまう。それがやっと身に沁みてきたので、汎用の調味料を主体に購入しようと考えている。
オリーブオイルがもうなくなりそうだが、自分の食費の中では高額だ。月の食費目標を想定すると、高額でも按分されるものは理屈では分かるが、気持ちの対応が今のところ出来てないようだ。あとは米もそうだけど。
メロン買ったけどさほど食べる気が起きず。でも食べることにする。
飯一杯分30円くらい? [家計、節約]
今のところ一食分の飯は茶碗一杯にしているが、自炊の場合およそ30円くらいに相当するようだ。一杯分0.5合とすると自宅で使っている計量カップだと80gくらい
こちらのお茶碗4杯分というパックでは290g/4=72.5g
農林水産省の「米に関するマンスリーレポート」(参照)によると平成28年3月の小売価格データの平均価格5kg1859円だそうだ。
平均価格の米で茶碗一杯80gだと、80*1859/5000=29.7、ほぼ30円くらいになる。時々セブンイレブンのお茶碗一膳ご飯3個パックというのを利用するが、これだと茶碗一杯286/3=95円なので3倍くらいの値段だ。
良寛は五合庵(一日五号の米があれば良い、と農家から貰い受けたことからこの名がつけられた)というくらいで、5合も食べたのだろうか。(参照wikipedia)
宮沢賢治は「一日ニ玄米4合ト…」
から揚げ隊長さんはこちらを参照にすると250g*3だから良寛と同じ5合相当くらいだろうか。一食分50円とのことらしい。
自分としてはとりあえず飯を炊いた日は好きなだけ食べて、残りは冷凍にして0.5合を一食で食べる、という感じだろうか。
食費の必要金額 [家計、節約]
食費の節約だが、どのくらいを目安にしたら良いだろうか。
以前読んだ消費税の軽減税率に関する、岸本周平衆議院議員の記事「軽減税率は百害あって一利なし」(参照)に
そこで、私たちは低所得者への対策として、消費税の払い戻しを提案しています。「給付付き税額控除」などとも呼ばれている制度です。食料品などの購入に最低限必要な金額は、統計により一人当たり25万円弱ということが推計できます。これに軽減する率2%をかけた額5千円程度を所得税から減税する、減税しきれない分は直接家計に給付をするという制度です。
とある。軽減税率でなく給付で、という趣旨の記事だと思うが、一人当たりの食料品などの購入に最低限必要な金額を25万円弱としている。出典が示されていないが、これは月20,000円、1日1000円以下ということで、なかなか厳しい数字のように思える。しかし単身世帯でなければ、例えば二人世帯なら年50万円、月42,000円程度、1日1,400円ほどだ。
他にも「軽減税率は低所得層の味方なのか?」 という記事(参照)
実際に政府の試算によると「酒類を除く食料品」を対象として軽減税率を実施した場合、年収176万円の層においては年間の軽減額が8,470円ですが、年収1,077万円の世帯では軽減額が1万9,750円となっており、何と高所得者層の方が2倍以上も負担が軽くなるのです。(15年5月22日 与党税制協議会資料より)
によると、年収176万円の層で軽減額8470円とあるので、8470/0.02=423,500円、月35,291円、一日1176円だ。
調べて行くうちに、総務省統計局ホームページからデータを見てみると、高齢単身無職世帯の家計収支(参照)の2015年月平均金額では、消費支出のうち食料は35,137円となっている。
月20,000円は厳しいが、35,000円なら可能な範囲かな、というところが現状の自分の認識だ。
このところ小屋暮らしに興味を持っていて読んでいるのだが、寝太郎氏のブログ(参照)によると食費は週3,000円とあるので、年にすると156,000円だ。これは自分には出来ないと思う。
どこまで続けられるのか、4月は何とか節約できたが長期的に実現可能かを試してゆく予定だ。ちなみに消費税増税に関して自分は今のところ軽減税率ではなく、給付で対応した方が良いのではないかなと考えている。
総務省統計局の家計調査のデータ(参照)は、眺めているとなかなか興味深い。
食費推移2016年4月まで [家計、節約]
先ほど買い物を済ませたので4月の食費が確定した。3月は外食を減らした分コンビニでの食費が跳ね上がってしまったので、今月はその経験を生かし、なるべくコンビニでの消費を抑えるようにし、また引き続きアルコールと外食も極力抑えてみた結果、3月より23%ほど食費の削減に成功した。前年同月のほぼ半分にまでなった。
アルコールをやめるとほぼ2割削減できることが去年の記録からは分かる。外食についてはよく材料費3割といわれているようなので外食分を自炊にするとその半分くらいの支出になるのではないかと大まかに考えている。
なかなかやり始めるとおもしろくなり、楽しんでお金が節約できると言う変な状態になってきた。更なる削減については東京では飯を炊かずレトルトパウチのものを食べているが、これを自炊にすると米飯の分がおそらく3割くらいになると考えている。
あまり節約しすぎると栄養面でどうかということが気になる。塩分やカロリー脂質などはおそらく心配ないと思うが、たんぱく質の摂取がどうなのか調べると、重量で体重の1000分の1ほど毎日摂るのがよいようだ(運動量にもよるが)。これはなかなかの量で、肉は効率がよさそうだが価格と同時に脂質も高くなってしまう。納豆や豆腐、それと卵を工夫してやってみようかと目論んでいる。節約し始めると肉や魚、果物が高いので、これも工夫する必要があるのを実感する。
コンビニでの食費支出割合だが、4月は26%、3月は45%にも達していたので何とか減らしたが、まだ一番割合としては高かった。この辺もさらに改善の余地があるようだ。
4月の外食は出先で食べたランチ、鯵フライウィンナーの鯵をイカに変えてもらったもので、税込み640円だ。鯵もよいのだけれど鉄分を考え最近はイカにしている。飯はこれで普通盛だが結構な量がある。食後に黄色の札を持ってレジに行くのだが、たくあんを持って行かないように気をつける。
水道料金 [家計、節約]
家計の節約になぜか熱中してきてしまったが、水道料金を調べてゆくうちに、まだ節約できるネタがあるように思えてきた。
東京都の水道料金の計算方法(参照)についてを見ているうちに、呼び径(メータ口径)により料金が変わるのは以前も見て知っていたのだが(自分のところの口径は狭い部屋だし当然最小の13mmだとばかり思っていた)、確認してみるとなんと20mmになっている。
水道局に問い合わせてみると口径の変更はできるかもしれないが、持ち家でない場合は大家さんの許可が要るとのことだった。
料金と水量の関係をグラフにしてみると
水量と呼び径20mmと13mmの料金比をグラフにすると
このような感じで、使用水量が少ない場合、口径の分の料金加算分の割合が大変大きいのを実感できる。こんど大家さんに問い合わせてみる予定だ。
なんか気づかないところにいろいろ落とし穴が空いている感じもする。
食事の記録、家計簿 [家計、節約]
陳麻婆豆腐を食べた記録についてコメントをいただいたので、食事の記録について書いてみる。
だいぶ前に池波正太郎氏のエッセイに毎食食べたものの記録をしているというのを読んで、なるほどと思ったことがある。直ぐに自分もやって見るということはなかったが、10年ほど前から家計簿をつけ始め、そのついでに食べたものを記録してみるかという気になった。そんなわけで、10年ほどは何を食べたかがある程度分かる。2008年頃からかなり詳細に分かる。
家計簿をつけるというのは、初めは面倒な気もするが、つけ始めて習慣になってくると、今度はつけないと落ち着かなくなってくるから不思議なもので、習慣の力というのは思ったよりも強いのを改めて感じる。
現在家計簿はスプレッドシートを利用して自分用に適宜修正しながら運用しているが、時間経過と共に修正というか自分に合わせた使い勝手にできるのが良いと思っている。既成のソフトなどだとどうしても「これどこに分類する?」とかいまひとつ「やらされてる」感がしてしまい、自分は長続きしなかったが、自分用にするとなかなか楽しみながら続けることができている。ブリアサヴァランじゃないけど、普段どんなものを食べているのかふり返ってみると、自分はどんなやつか分かって面白いのではないだろうか。
現在外食をなるべく控え節約を考えているが、会食や元気をつけるぞ!という食事は食費以外、交際費やレジャー費相当に分類することにした。(参照)こういった食事までを食費に含め節約するというのは普段の食事の質を低下させるような気もするので、良い分類法ではないかと思っている。これも池波氏のエッセイだったと思うが(手許にないので正確でないかもしれない)、母親が働いていて、ある日池波少年が母親が一人で鮨を食べているのを知り、ひどいじゃないかと言ったところ、たまには鮨でも食べないと仕事を続けて食べさせてゆく元気が出ないよ、というような記述があったと思うが、こういう鮨というのも食費に分類するには違うのではないかという気がする。
先日、同期入社した友人と久しぶりに会い、鮨を食べたが、これは交際費に分類することにした。久しぶりに食べると鮨はうまいものだ。
口座振替による節約 [家計、節約]
たまたま見かけた記事、「かえって大損!7大「間違った節約術」」(参照)を読んでいて、光熱費カード払いについて、見直してみた。
もうずいぶん前に航空会社のマイルのほうでいいやと口座振替からクレジットカード払いに変更したと思ったが、そろそろ人生も終盤に近いし、マイルの使い勝手がいまひとつだなあと思っていたので、自分の支払額でどちらがメリットがあるか考えると、月々の支払額が少ないので現状では口座振替のほうが良さそうという結論に達した。
Suicaのポイント1.5%が今のところ一番直ぐ還元できて良いのでコンビニでの買い物には使っているが、公共料金の支払いにSuicaは使えない。ここ数年の自分の公共料金の支払い履歴からすると口座振替にしたほうがそれよりも率は良いようだった。一度手続きをしてしまえば後は何もしないでこの分、割り引かれるので、早速変更することにする。というか、この記事を見なければ気がつかなかったということでもあるのか。あとはスーパーの特売と買いだめには注意ですよ!
先週くらいから良さそうなトマトが出てきていて買ってみたら、なかなかうまい。スーパー購入のチーズとあとバジルがないので庭のコリアンダーだ。
自宅暖房用灯油消費量の推移 [家計、節約]
3月に買っておいた灯油がまだ割りと余っているので、今シーズン灯油はもう買わないでも良さそうだ。2012年からの暖房用の灯油の消費量と金額を調べてみた。
2012年-2013年冬を基準にしてこの冬までを見ると、消費量は2013年から横ばい、まあ節約もこのあたりかな、というところだ。支出金額は灯油の価格が下がっているのが劇的に効いて、ずいぶん助かった。今後も原油価格は上がるのが難しそうな情勢だが、何が起きるかは、わからない。次の冬はどうなりますか。
食費推移2016年3月まで [家計、節約]
4月に入ったので、2016年3月までの食費を振り返ってみた。このところ、少し思うところもあり、食費を見直す心がけをしている。消費税の増税は注目しているが、延期されるとしても自分の家計は節約の方向で考えている。
まず外食を減らすことと、惣菜類など、割高で健康維持に必要なものを超える買い物をなるべく見直して減らすことを考えている。これも効率との兼ね合い(調理時間や食材効率)もあるので、そう単純には行かないと言う感触を持っている。
2013年の月平均食費を基準にした各月食費は以下のようになった。なぜ2013年基準かというと今の暮らしに近い、始めの年ということでそうしてみた。(2013・2014年の7月、2015年の11月は海外旅行のためピークが出ている)
3月はかなり食費を削減できた。酒類をなくしたのが大きい。外食は極力へらしたものの、外食単価が今までそれほど高くなく、その分コンビニ惣菜を代用にしてしまったようで、外食削減の効果は残念ながら思ったより大きくなかった。しかし、まだ数ヶ月なのでさらに様子を見てみたいと思っている。
1年単位で言うと3ヶ月は1/4、人間80歳までとするとその1/4は20歳、成人の年だ。まだまだ人生で言うといろいろ試して、良い方向を定める余裕はある時期だともいえる。しかし行動を先送りして年後半になると思ったような食費にならない。
これは家計簿をつけると実感する。一方、毎日の食費額を見ながら強烈なフィードバックをかけることもできたりして、なかなかおもしろかったりする。
スーパーやコンビニのレジでレシートをもらわない人が、私の見たところでは過半数のように見えるが、食費をコントロールしようと思ったら、なるべくもらって家計簿をつけると良いと思う。 つけてみると長期的なコントロールがなかなか難しいのを実感する。
食費推移2015 [家計、節約]
年末の買い物を終え今年の食費が確定した。
今年は例年7月の旅行を11月にしたため、ピークの位置が移動した。11月13日午後パリ発で帰った。こうして無事に2015年をふり返ることができている。家計簿を見ながら調整しつつ、ほんのわずか節約できた。
食費に酒代を含めているが酒の比率は約20%だった。
ちなみにJ・M・ケインズがもっとシャンパーニュを飲めば良かった、と言ったらしいが、今年の酒代のうちシャンパーニュ代の比率を調べてみると16%ほどだった。
全食費に対しては3%ほどだが、その満足度は高かった。2016年も予算を見ながら、もっと飲めればと思っている。消費税が2017年予定通り上がるのかどうか、気がかりだ。