食事の記録、家計簿 [家計、節約]
陳麻婆豆腐を食べた記録についてコメントをいただいたので、食事の記録について書いてみる。
だいぶ前に池波正太郎氏のエッセイに毎食食べたものの記録をしているというのを読んで、なるほどと思ったことがある。直ぐに自分もやって見るということはなかったが、10年ほど前から家計簿をつけ始め、そのついでに食べたものを記録してみるかという気になった。そんなわけで、10年ほどは何を食べたかがある程度分かる。2008年頃からかなり詳細に分かる。
家計簿をつけるというのは、初めは面倒な気もするが、つけ始めて習慣になってくると、今度はつけないと落ち着かなくなってくるから不思議なもので、習慣の力というのは思ったよりも強いのを改めて感じる。
現在家計簿はスプレッドシートを利用して自分用に適宜修正しながら運用しているが、時間経過と共に修正というか自分に合わせた使い勝手にできるのが良いと思っている。既成のソフトなどだとどうしても「これどこに分類する?」とかいまひとつ「やらされてる」感がしてしまい、自分は長続きしなかったが、自分用にするとなかなか楽しみながら続けることができている。ブリアサヴァランじゃないけど、普段どんなものを食べているのかふり返ってみると、自分はどんなやつか分かって面白いのではないだろうか。
現在外食をなるべく控え節約を考えているが、会食や元気をつけるぞ!という食事は食費以外、交際費やレジャー費相当に分類することにした。(参照)こういった食事までを食費に含め節約するというのは普段の食事の質を低下させるような気もするので、良い分類法ではないかと思っている。これも池波氏のエッセイだったと思うが(手許にないので正確でないかもしれない)、母親が働いていて、ある日池波少年が母親が一人で鮨を食べているのを知り、ひどいじゃないかと言ったところ、たまには鮨でも食べないと仕事を続けて食べさせてゆく元気が出ないよ、というような記述があったと思うが、こういう鮨というのも食費に分類するには違うのではないかという気がする。
先日、同期入社した友人と久しぶりに会い、鮨を食べたが、これは交際費に分類することにした。久しぶりに食べると鮨はうまいものだ。
コメント 0