納豆まぶし [食事]
ある方のブログを見て、急に食べてみたくなった「納豆まぶし」場所は浅草橋だが、東京メトロだと秋葉原駅かなと思い、歩く。結構遠いし、道が入り組んでいるあたりになるので少し時間がかかったが、何とかたどり着いた。先客に女一人。
混むのかなと思ったが、食べ終わるまで、他の客は来なかった。この女の客も納豆まぶしだった。
飯の上にとろろ昆布が敷いてあり、その上に納豆でまぶした魚(鮪・イカ・蛸, etc.)蒲鉾、卵焼き、漬物だ。細切りの沢庵?が良い歯ごたえで、漬けになった魚の舌触りとのコントラストを楽しめる。あとは紫蘇の葉が良い香り、というかやはり納豆のにおいが支配的なので、紫蘇の葉と一緒に食べるのが自分には良さそうだ。
初めての店だったのでたどり着くまで、多少迷っていろいろ歩いていると、古い建物がぽつぽつと残っている。食後に店の主人と少し話をすると、この辺りも空襲を免れた場所もあるようだ。川向うは焼け野原だそうだ。
看板建築も何件か残っているが、経年により改修してあるものも多い。アルミサッシに置き換えられているものも多いが一時期アルミサッシはあこがれだったようだが、今となってはオリジナルの建具が残っているのを見るとそちらのほうがすばらしい。アルミサッシの流行はちょっと残念だったが、これも仕方のないことだろう。
食後ずいぶん歩き回ってしまった。早いうちに見ておかないとこういう建物は消失してしまうので、それを理由にまた鮨を食べに行きたい。
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