借りた本200609 [本]
p179
「資本提供者との一体感の下で、利益の拡大を目指す経営者層と、賃金上昇にしか興味を持たない労働提供者とのあいだの階級的対立という、戦争直後の状態が今、企業内で再生されようとしている。違うのは、一九五五年以前には組合に「闘う」意欲も力もあったのだが、今はそれがないということである。」
p62
「しかしもちろん、おもしろい仕事と骨が折れるばかりの仕事との重要な違いを軽視してはいけません。「自分の仕事を愛することは、人生の、最良で、最も具体的な"幸福"をもたらします」とプリモ・レーヴィはいいました。しかし付け加えて、それは少数の人しか楽しめない特権でもある、とも言いました。」
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