アップルロスレス(ALAC)とAIFF [テクノロジー]
今音楽を聴く装置としてAirMacExpressを使いAirPlayでiPhoneやPCから音楽データを送っている。音楽データのファイル形式としてはアップルロスレス(ALAC)で保存するようにしている。こうすると約半分くらいにファイル容量が圧縮される。
先日ふと、ロスレスなので音は変わらないよな、とALACとAIFFを聴き比べてみようかとおもい、ずいぶん前に圧縮無しでAIFF形式で保存したものがあるので、iTunesでALACに変換してみる。
それぞれ交互に聴いてみると、なんとなくAIFFで聴くと、曲のある特定部分で、ここが良い音に聴こえるよなー、ほらALACだとちょっと違うんじゃないの?のように思えてきた。
え?ロスレスなのに音が変わるのはおかしいのでは?とも思い、設定かとも思い少し調べてみる。iTunesのイコライザーとか音量調節を通らないようにしてみたが、印象は変わらず。
ロスレスを謳う以上アルゴリズムはさすがにロスレスになっているとすると、例えばAirMacExpressのデコードによるのか?と疑ってみたりするが、調べるとAirPlayはすべてALACに変換して送られているらしい。(参照)
ロスレスの検証(参照)
えー?そうすると最後!に怪しいのはオレサマの耳?
では残念ながらしぶしぶブラインドテストをしてみる。初日は11回試して正解率7/11、ふむ。翌日7回追加してトータル8/18、確率1/2に近く丁半博打のようなものになってきた。
「これこれ、これいい音だしAIFFだと思うけど、これがALACだったら差が分からないということだよな」と思って確認するとALACだったりする。厳密な試験でもなく、試行回数も少ないけど、この時点でもうテストを続ける意味が自分にはないと思って止めた。
ということで音が違って思えたのは、私の思い込みのようだった。ファイル形式はALACで行くことにする。ちなみにAirMacExpressとGX-D90というアンプ内蔵スピーカーを光デジタルで接続して使っているが、なかなか良い音で気に入っている。
ONKYO WAVIO アンプ内蔵スピーカー 15W+15W 木目 GX-D90(Y)
- 出版社/メーカー: オンキヨー
- メディア: エレクトロニクス
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