ソニー上場以来初の無配 [日々]
赤字のときも配当があるのが不思議に思ったのだが、今回上場以来「初の」無配となることを知り、やはり相当のことが無いと無配には出来なかったのだろう。昭和33年の上場以来続けてきた配当が今回は終に無配となった。(参照)
スマホの不振による影響が大きいらしい。2013年10月11日の日経に(参照) 「スマホ世界3位を目指す」とあるが、読んで微妙な違和感を覚えた。
その後、村上春樹『サラダ好きのライオン』の「二番じゃだめなのか?」を読んでいてこのことを思い出した。
二番じゃだめなのか?はあの事業仕分けのことを題材にしたのだと思うが、二番になろうとしてなるのは難しい、一番になろうとして結果として二番になっちゃったというのはある、二番でいいやと思ってると三番、四番にもなってしまう、ということだ。
3位を目指す、というのは群を抜く2社の後の位置を占めると言う現実的な目標だったのだろうが、1位を目指す競合他社がひしめく中で3位になるのは難しかったようだ。しかし「スマホ世界3位を目指す」というのを公表するのに異論は出なかったのかな、と思ったりする。
2014-09-19 00:51
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