ボルドーの街並み [旅行]
シャトー巡りのガイドさんの説明だと、ボルドーの街並みは建物が黒くて暗い感じだったが、建物の外壁を直して白くするよう(行政の?)方針で決まったそうだ。私は初めてなので、ボルドーはけっこう綺麗な町だなと思っていたが、以前はそうでもなかったようだ。この白くするのは建物の所有者が行うらしく、微妙に建物ごとに差があるのが、そういうことを知ってから注意して見ると分かってくる。
たとえばこの建物は右側は綺麗だが、左側はまだ修復が終わってないのか、かなり黒い。この黒さで建物が並んでいるとずいぶん印象が違いそうだ。
最後なので菓子を土産に買うことにする。先客の老マダムに接客中でちょっと待っててくださいと言われ店内で待つ。
2種菓子を試食して良い匂いのするのを一つ買うことにする。店の兄さんから「ボルドーはどうですか?」と聞かれたので、「綺麗で良い町ですね」、と答える。「他にフランスの町で良かった所はありますか、パリは?」と聞かれるので、「パリは別物のような気がします、良かったのはニームとかトゥールーズとか……」、と言うと、兄さん「それとボルドー」。そうか、こういうときボルドーを付け加えると喜ばれるのか、と勉強になった。とても綺麗な街並みだと言うと「10年くらい前はそうでもなかったんですよ」というので、町をあげての美化運動?は観光事業に功を奏していると感じた。
帰りの飛行機の席で隣になった方は年3~4回仕事でフランスに来るらしいが、ボルドーにも行ったけどそう綺麗な印象はない、黒っぽい街並みだったとのことだったので、聞いてみるとかなり前に訪問されたようだった。
タグ:bordeaux
コメント 0