Vevey [旅行]
湖の周りでは子供たちを多く見かけた。しかしスイスも高齢化が進んでいるとのことなので、この辺りは学校のような建物もあり、そのせいかもしれない。
芝生を刈ったり、花壇に花を植えたりする作業員もかなり多い感じがしたので、そういった社会システムになっているのかもしれない。そのため、景観は綺麗に保たれているという印象だ。
http://www.swissworld.org/jp/people/religion/protestantism/
によると、ジュネーブはプロテスタントの中心地だったそうだ。
「プロテスタント教会では、「理性と勤勉」が価値を持ち、「豊かさは神の恵み」と考えられていた。この考え方が新しいスイスを形成していく上で決定的な要素となった。」
というような印象は感じられる。
またこのサイトに、
http://www.swissworld.org/jp/people/religion/religious_landscape/
私の中にはカトリックを背景としたプロテスタントの文化がある。私は、誠実であるが享楽家で、柔軟ではないがバランス感覚がある。
ジャック・シェセ(~1934年)詩人、小説家、芸術評論家
とある。おもしろいと思った。
街の景観などは、どういう社会システムを国民が受け入れるかにもよるので、日本の景観はあまり誉められたりしないものが多いと思っていたが、もしスイスのような景観を維持するのであれば、そのために負担するコストもかなりかかるのではないかと感じた。スイスの物価はかなり高い印象だった。日本は個人レベルに頼っている割りには、綺麗なのかもしれない。しかし広い範囲にわたった景観を考えるなら、今のままでは難しそうだ。
「理性と勤勉」が価値を持つらしいが、ある店でコーラを買ったのだが、サンキューというだけでおつりをくれない。おつりを下さいと言うと、ちょっと考えてから、すごくこまかい小銭をばらばらと返してくれた。足りない……。きちんとおつりを返してくれるという、うれしい誤算はなかった。もういいやと思って店を出た。
やはり世の中は複雑だ。
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