BENOIT東京のクッキングデモ&ランチ@ミーレ表参道

BENOIT東京のイベントのひとつで今回シャンパーニュ地方がテーマだが、クッキングデモ&ランチというのがあるのを知り、問い合わせてみると参加できそうなので予約をした。場所は表参道のミーレのショールームだ。隣は根津美術館。

BENOIT東京のシェフが調理実演と解説をしてくれ、最後にランチという催しだ。

シャウルス(シャンパーニュ地方のチーズ)とりんご・クルミのサラダ、和牛ホホ肉のバイエンヌ煮込みを実演解説してもらう。

サラダの材料

シャウルス、りんご、くるみ、ドレッシングにEXVオリーブオイル、マスタード、シェリービネガー、エシャロット。エシャロットは香り付け

こちらはメインの付け合わせの材料

赤たまねぎ・ベーコン・ジャガイモ・わけぎ、ジャガイモとそれ以外を別の鍋で調理する。

牛ホホ肉は焼き豚風にタコ糸で縛り塩をして加熱する。残った油は拭う。この油はうまくないそうだ。こげはうまいので残す。

バターで炒めた野菜

とシャンパーニュで煮込む。

肉を取り出し、煮汁を濾し煮詰めてソースにする。煮込んで濾し残った野菜はこの場合は食べることは無いとのこと。

肉料理は時間がかかるので、予め用意したものも使って2品の調理デモ終了する。

さて席についてランチが始まる。最初のシャンパーニュはPOMMERY

シャウルスのサラダ

前菜は牡蠣のグラタンシャンパーニュ風。牡蠣の食感がすばらしくシャンパーニュの香りとともに、とてもうまかった。

メインの和牛ホホ肉のバイエンヌ煮込み

実演調理を見せてもらったので付け合わせも手間がかかっていることが分かる。

デザート

シトラスのフィーヌタルト、シャンパーニュのグラニテ。このグラニテの香りがすごく良かった。

シャンパーニュは前述のPommeryとVranken Cuvée Diamant roséの2種。最初のPommeryが割としっかりしてるなと感じた。

味の引き算はできないので、出来上がりの味のイメージのもとにそれぞれの過程でどの程度塩をするか、野菜の甘みを出すかという調整をしているというような説明だったと思うが、勉強になった。

シェフは普段の慣れた設備ではない、ミーレの調理設備のもと、滞りなく調理をすすめていった。さすがプロは違うと思った。こういったプロの実演調理・解説はなかなか見る機会も無いので、自分には参加費は高かったが、シャンパーニュも飲めたし食事もでき、とても満足感のあるものだった。

---

タグ：東京のレストラン