豚肉の唐揚げ定食 [食事]
荻窪ことぶき食堂で豚肉の唐揚げ定食。都民の日で後楽園と庭園美術館を見たあと、地下鉄の24時間券を利用して荻窪までphaさんの『夜のこと』を買いに行く。
だいぶ午後遅くなり腹が減ったので、食べてみたいと思っていたことぶき食堂で食べることにする。昼食時が過ぎ、店内に客は自分だけだ。何にしようかと壁のメニューを見るが、有名らしい豚の唐揚げ定食にする。
消費税増税の日、ビールはこの日から中瓶にしたとのことで冷蔵庫で2時間くらい冷やしたところですがどうでしょうか?ということだったが、喉も渇いているし、触った感じでは大丈夫そうなので注文する。許容範囲には冷えている。喉が渇いていたのでうまい。
唐揚げは少し時間がかかるようだ。最初の揚げる音から最後には強い音がしたので、油の温度を変えて揚げているのかもしれない。外側がかりっと揚がっている。なぜか懐かしい味だ。もうはるか昔のことだが、母が作る弁当に入っていたかもしれない。
都民の日に後楽園と庭園美術館 [日々]
都民の日に都営の公園が入場無料になるので、まだ行ったことがなかった公園に行ってみた。松などがある日本式の庭園のあるところが良いと思って、後楽園と庭園美術館を候補にした。
まず後楽園だが、隣の球場も有名なところだが、まだ行ったことが無い。野球も子供の頃は(おつきあいで)やったが、いまはほぼ興味が無いので、このあたりは来ることもなかった。駅を出て、後楽園の入り口までは少し歩く。園内に入るとすぐに野球ドームが見えるというのもなんだが、広い庭園で良く手入れされている。wikipediaによると
「江戸時代初期に水戸徳川家の江戸上屋敷内につくられた築山泉水回遊式の日本庭園(大名庭園)であり、国の特別史跡及び特別名勝に指定されている。」
歴史は古く、樹木や庭園内の建物なども残っていればさらに魅力があったのだろうが、関東大震災と東京大空襲で焼失したものが多いそうだ。こんな広い庭園で焼失というのも少し不思議だが、今の後楽園球場のあるところに旧東京砲兵工廠があったので、攻撃目標に近いのもあったのだろう。それと工場による汚染もあったらしい。この話を聞くまでは、樹木は古い物なのかなと思っていたが、多くはその後に植えられたものだろうか。もう戦後74年も経っているのでそれなりには大きくなっているのかもしれない。
次に白金の庭園美術館へ移動する。庭園美術館は何度か入館しているが、庭園まで歩いたことはなかったと記憶しているので行ってみる。館内は改修中らしく入れないので、庭を歩くにはちょうど良いかもしれない。樹木は後楽園よりも太い木が多く、古いのかもしれない。ここは空襲を免れたのだろうか。
先に茶室がある。これがなかなか良い。全体的にコンパクトにまとまっていて、拡散した感じでなくとても良い感じに思えた。西洋庭園には野外テーブルと椅子があり、ランチを楽しむ人たちがいた。今頃は気持ち良さそうだ。昼を大分過ぎてしまい、腹が減ったのでまた次の機会、ぜひ来てみたいところだ。さらに欲張って、たてもの園は何度か行っているが今回も無料ならと思ったが、さすがに疲れたのでやめておいた。陽射しが強かったので水分を持参したほうがよい気候だった。