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チャリティカレー [食事]

5月26日、銀座周辺のグランメゾンによるチャリティカレーが催されていたので、訪れてみることにした。この催しは何年か前に知ったのだが、今回初めて参加協力してみることにした。チャリティカレーの代金1000円が被災地支援団体などに寄付される。今回第17回は銀座周辺に立地するレカン、アピシウス、シェ・イノの3メゾンで開催された。

当日朝から整理券が配布されるらしいのでまずレカンの行列に並ぶ。並んでいると店の人が人数を数えていて、自分のあたりで290番くらいだ。レカンの予定は300皿らしいのでほぼ最後ぎりぎりあたりの順番だ。順番の列が進み無事整理券を入手する。まだ時間に余裕があるのでシェ・イノにも出かけてみる。行列は出来ていない。すぐに整理券をもらうことができた。こうなるとアピシウスもいけるのではないかと地下鉄で日比谷まで移動し、アピシウスまで歩くが残念ながら少し前に予定数に達してしまったようだ。

シェ・イノが11:30から、レカンが14:30からの目安だ。時間があったので久しぶりにVeloceでコーヒーを飲み時間まですごす。節約生活になってからはここを訪れることも少なくなったが、外国人の客が増えた印象だ。Veloceの椅子は自分には読書にとても良い感じだ。

時間少し前にシェ・イノに到着し、代金1000円を支払うと程なく席に案内される。シェ・イノはおそらく今回開催される3店のなかでは、席数が一番多く大きな店になると思う。席に着くと水が出され、パクチーは大丈夫かどうか聞かれるので、大丈夫だと応える。室内は広く、遠くガラス越しに厨房が見えるのだろうか。照明は昼なので自然な感じだ。

シェ・イノ「子羊のトマト煮込みと芳醇グリーンカレー、新玉ねぎのサラダ、パクチーを添えて」resizet180112.jpg

パクチーやミニトマト、新玉ねぎなどで初夏の爽やかな感じのするカレーだった。ジャガイモのピュレはもっとどっしりしたものかなと予想したが、これも軽やかな感じだった。シェ・イノの井上旭氏はTVの『料理の鉄人』でたぶん1999年8月に見たのだろうか、「ゆうたろう」が手にする金魚鉢のようなブルゴーニュグラスを持って出演していたのが印象的だ。たぶん演出だろうとは思うが。値段もそうだが、そういった印象もあってとても自分が行ける店ではないと思っていたが、この機会に歴史のある有名店にお邪魔させていただきその片鱗を垣間見た、という感じだ。

次のレカンまでは時間があるので三省堂で雑誌を買い、いったん家に戻る。時間を見計らってレカンへ出かける。レカン前は銀座通りに待つ人が数人列になっていて5月の強い陽がさし始めるがが、程なく店内に案内される。一人客が集められたテーブル4人がけで相席だ。地下だが、結構広いスペースで、個室になりそうな領域も設けられている。

銀座レカン「ハーブ鶏のキエフ風カツ&レモンライスカレー」resizet180111.jpg

キエフ風のチキンカツはチキンでハーブバターが巻かれており、ナイフを入れるとそのバターが溶け出て、良い香りがする。バターチキンカレーだ。付け合わせのミニトマトはリンゴ酢でマリネされているそうで、とても良いアクセントになる。ターメリックライスにはレモンコンフィにより、独特の酸味がある。上の緑は小松菜だそうだ。全体としては酸味に特長のある一皿で、満足感のあるものだった。相席なので同席する人によってはちょっと落ち着かなかった。レカンのエレベーターは赤い照明で、ちょっと慣れないとくらっとする。店の前に出されるメニューは通りがかりに見てみることもあるが、なかなかこちらで食べるのもこういう機会でないと無さそうだ。

グランメゾンというと少し怖じ気づいてしまうが、今回は少し前から自分の気持ちを盛り上げ参加し、店の料理・雰囲気も知ることができ良い経験になった。


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